こんにちわ。
球場飯ドットコム管理人のシャインです。
今日は昨年2020年10月18日にハマスタに観に行ったDeNA対巨人戦の観戦レポートをお送りします。
我がベイスターズの優勝の可能性がほぼ無くなったシーズン最終盤の一戦でしたが、ベイスターズは後半戦調子を崩した巨人戦に圧倒的な強さを見せて巨人を圧倒するゲームが多くなっていました。
前日の土曜日17日は雨天中止でしたが、この18日は快晴。
秋晴れの爽やかなハマスタに対巨人戦勝ち越しを期待して向かいました。


この記事の内容一覧
久しぶりのライト外野席
2020年はコロナ禍の影響で外野席で応援歌を歌う応援スタイルは出来ませんでした。また、観客上限5000人制限下だった時期には横浜スタジアムでは外野席自体が閉鎖されていました。
よって、今季のハマスタ観戦はここまですべて内野席だったのですが、この日久しぶり、かつ今季初のハマスタ外野席での観戦となりました。
見慣れた外野席からの光景、やっぱりいいですね~。早くここでまた立って応援歌を歌いながら観戦したものです。





コロナ禍で密を避けているのか、今年は平常時よりもお客さんの集まりが悪い気がしますね。平常時では試合開始1時間前になると外野席はもう少しお客さんが入っていたと思うのですが。出来る限り球場の滞在時間を減らしたいという心理なのでしょうかね。
テレビで見て気になっていたのがバックスクリーン横に出来たこのスペース↓

ここは外周デッキからグランドが覗けるスペースとして今年オープンしたはずなのですが、この日はシャッターが閉まっていました。
このシャッターが開くと外周通路からグランドが見渡せるようになるようです。
DREAM GATE STANDのシャッターが開くとこんな感じの眺めのようです。
この日の球場飯
目玉チャーハン(950円)@ベイカラ
注目だった今年の新作フード「目玉チャーハン」を遅ればせながら食べてきました。シーズン当初に比べるとだいぶ購入列は短くなりましたがそれでも購入まで10分くらいはかかる程度の列は出来ていました。


国吉選手プロデュース和風デザート(750円)@カフェビクトリーコート
カフェビクトリーコートは選手プロデュースのメニューを豊富に取り扱っています。

この日は無性に甘いものが食べたい気分だったので「国吉選手プロデュース和風デザート」をチョイス。かなりリッチな味わいの和風パフェでした。

試合開始前の光景










試合開始
吉川尚輝の先頭打者本塁打
この日の先発投手はDeNAは上茶谷。読売は畠でした。

上茶谷はこのシーズン、ここまで悪くもないですが決して良くもないのらりくらりとしたピッチングを続けていました。
前週の甲子園に続いて私は2週連続で上茶谷の登板試合を観ることになります。

上茶谷は1回表、先頭バッターの吉川尚輝にいきなり先頭打者本塁打を食らいます。
今思うとこれが荒れるこの試合の暗示だったような気がします。

失点を重ねるベイスターズ投手陣
イニングが3回を迎えることから空を黒っぽい雲が覆い雲行きが怪しくなってきました。
まさにベイスターズの戦況を表すかのような空模様です。

先発の上茶谷は依然ピリッとせず3回表に2点を失いこの回限りでマウンドを降ります。

4回から登板した代わった京山もピリッとせず失点を重ねます。

5回を終わって0対5のビハインドです。スタンドには非常に重たい空気が流れていました。


突然覚醒するベイスターズ打線!そして梶谷が…
中盤までベイスターズファンにとってはまったく面白くない展開で、ライトスタンドも完全に意気消沈の雰囲気が漂っていました。
しかし7回裏、突如打線が目覚めます。
まずロペス・ソトの両外国人が連打で口火を切ります。
そして無死1、3塁から柴田がセカンドへタイムリー内野安打を放ちまずは1点を返します。これで1対5。点差は4点に縮まりました。

続くエスコバーの打順で乙坂→伊藤光と、代打の代打で登場した伊藤光がセンターへ鮮やかに連続タイムリーを放ちます。


これで2対5と3点差に追い上げました!ここの辺りで一気に球場の雰囲気が変わりイケイケのムードに沸き立ちます。
そして続く戸柱も冷静に球を見極めて四球で歩きついに無死満塁となります。

そして迎えるは1番の梶谷。相手が変則ピッチャーの左腕・高梨でしたので苦戦するかと思ったのですが、ここでなんとホームラン!
満塁ホームランが飛び出します!
ホームランが私の座っていた位置の3メートルくらい横に着弾しました。上の動画でも映っていますが、ホームランボールをお兄さんがナイスキャッチしています。
スタンドは大興奮です。これで6対5とちょうどお釣りなしの大逆転!


その後、梶谷に満塁ホームランを打たれた高梨は無念の降板。鍵谷→田口と繋いでこの回を終えます。

梶谷の2打席連続ホームラン
続く8回裏もベイスターズ打線は打ち続けます。
柴田・楠本の連打でチャンスを作ると、大変珍しい戸柱の3塁打が飛び出し2点を追加。

そして続くバッターは梶谷。この日の梶谷は何かやってくれそうなオーラがありました。
梶谷はランナーを3塁においてまたまたライトスタンドへ一発を放ちます。二打席連続ホームラン!

これで10対5となりほぼ試合は決まりました。
三嶋が締めて10対5で劇的逆転勝利!
5点差ではありましたが9回表は万全を期して守護神・三嶋を投入します。

三嶋は簡単に2死を取りますが、立岡と大城に連続ヒットを浴びて1点を失います。
三嶋はここまで初めてのストッパー抜擢に十分応えてきましたが、10月に入り少しコントロールを乱す場面も散見されるようになり失点することが出てきました。
やはり疲れでしょうか、それとも研究されてきたということでしょうか。私は出来れば来季も三嶋にストッパーをやってほしいと思っているのですが、少し不安を感じさせる終盤の投球でしたね。
三嶋はその後のバッターは抑えてなんとかゲームを無事CLOSEしました。

10対6で見事な逆転勝利でした!
梶谷のヒーローインタビュー
この日のハイライトは何と言っても梶谷の逆転満塁ホームランでしたね。今年の観戦試合で痺れました。

ヒーローインタビューはもちろん梶谷です。

梶谷のインタビューは自分の状況や周りの環境を冷静に分析している内容が多くてすごく大人になったなという印象があります。昔の梶谷はどちらかというとヤンチャであまり物事を深く考えなさそうな受け答えが多くて正直勢いや才能だけで野球をやっているような印象の選手でした。それを思うと口調も表情も落ち着いていて成長したなぁとつくづく思います。
まとめ
前半の沈鬱な雰囲気からまさか、終盤にあのような真逆の展開が待っているとは思いませんでした。
なかなか波に乗り切れない試合展開が多かったこのシーズンでしたが、ようやくスカッと気持ちのいいベイスターズらしいお祭り野球が見られたことに大満足でした。
投手陣の不安が露呈し、マイナス面もたくさん出た試合でしたがそのモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれる快勝で最高の一日になりました。


