こんにちわ。
球場飯ドットコム管理人のシャインです。
だいぶ時間が経ってしまいましたが今日は9月20日に観に行ったDeNA対巨人戦のレポートをお送りします。
この前日9月19日の時点で我がベイスターズと巨人のゲーム差は10差に開いていました。何と言っても9月前半に東京ドームで喫した3連敗が痛かったのは言うまでもありません。
しかし、この3連戦、1戦目と2戦目を連勝して3戦目の9月20日を迎えました。もしここで対巨人3連勝をすればまだ分からないのではないかという一縷の望みを繋ぐ1戦でした。
この記事の内容一覧
球場へ到着
- この日はベイサイドエントランスから入場しました
14時試合開始でしたが球場には13時に到着しました。
この日は高齢の両親を誘っての観戦でしたので、座席はゆったりと観られるSSトリプルシートを選択しました。
- 3人1組でゆったりと観戦できるSSトリプルシート
この日座ったSSトリプルシートについての感想レビューはこちらにまとめましたので、こちらをご参照ください↓↓↓

新装オープンの濱星樓へ
今年はコロナ禍の中、ずっと観客上限5000人の制限下で開催されてきたプロ野球でしたが、前日の9月19日よりついに観客上限が収容人数の50%までと緩和されました。
ハマスタは観客上限が一気に1万6千人まで増えることになりました。
それに伴い、今年新装オープンしたレフトウィング席の中華料理専門店「濱星樓」も前日19日からオープンしました。
私も「濱星樓」のフードを食べることを楽しみにしていましたので、さっそくレフトウィング席に向かいます。
- 真新しいレフトウィング席の階段を登っていくと…
- 濱星樓は長蛇の列でした…
濱星樓は前日オープンしたばかりとあってこの日も長蛇の列でした。
濱星樓は3階なのですが、列はなんと4階まで伸びていました。
結局、注文まで漕ぎつけるのに40分もかかりました。
- 人でごった返す濱星樓
ようやく辿り着いた濱星樓で注文したのは…
- 濱星樓「エビチリ丼」(1000円)
エビチリ丼を注文しました。結構特徴的な味でした。
エビチリ丼の評価レビューはこちらにまとめましたのでご参照ください↓↓↓

試合開始
この日の先発は今やエースの風格を漂わせるようになった2年目・大貫。
対する巨人はこの日も先発の谷間なのか、畠の先発でした。
ベイスターズ側になんとなく今日も勝てそうといったムードが漂っていただのは事実です。
- ベイスターズ先発の大貫
- 巨人先発の畠
先発の大貫はこの日あまりピリッとしない立ち上がりで、初回から2安打と2与四球で1点を失います。
- 初回からピンチを迎えピリッとしない大貫
あと、この日ピリッとしなかったのはキャッチャーの戸柱で、盗塁への悪送球を2度犯します。しかもそれがすべて失点に繋がるという大失態でした。
ベイスターズも2回裏に佐野・戸柱と2本のヒットで得点圏にランナーを進めますが後続が倒れ得点できません。
- ヒットで出塁した佐野
- この後、戸柱がヒットで続くが…
- 倉本がレフトフライに倒れ…
- 続く柴田も見逃し三振に倒れる…
後から振り返ってみると、結局この2回裏の1死1、2塁がこの試合の攻撃面でのハイライトでした。
結論から言ってこの日のベイスターズは以後ほとんどチャンスらしいチャンスも作れず巨人先発・畠の150km/h超の快速球を前に3塁も踏めず抑え込まれます。
- 力投する巨人・畠
大貫はその後も丸に2本のホームランを浴びるなど終始ピリッとしない内容のまま6回4失点でマウンドを降ります。
その後、7回からマウンドには山崎康晃が上がります。
- かなり太って見える山崎康晃
山崎は守護神降格直後は中継ぎでもリードした場面での登板が多かったのですが、その位置でも失点を重ね続けた為、この頃にはもうビハインドの場面でしか登板できなくなっていました。
時には大量リードを許した負け試合に登板することもあり、いささか敗戦処理投手のような扱いになってきてしまっているのが否めない状況です。
この日の山崎もやはり2安打を許し、戸柱のエラーもあり自責点こそありませんでしたがやはり1失点し試合を決定づけてしまいました。
- 苦悩の投球が続く山崎康晃
7回表を終わって0対5というビハインドゲームとなります。この山崎の1失点によって、巨人のこの後の救援陣を考えるとかなり敗色濃厚な雰囲気となってしまいました。
- ベイスターズのラッキー7
雨の中の観戦
この日は前々から雨予報でしたが、正午頃~試合開始直後の15時くらいまではなんとか持ち堪えていました。
しかし2回くらいからいよいよポツポツと降りだし雨の中のゲームとなってしまいました。
- 雨が降り出しカッパを着ての観戦となりました
- 15時頃には照明にも灯が灯り始めます
それほど本降りでは無かったのですが、断続的に7回頃まで降ったり止んだりを繰り返す天候の中での観戦となりました。
気温はそれほど低くなく少し蒸し暑い感じでした。
観客上限緩和後の場内コンコースの様子
5000人の観客上限制限下では場内コンコースはかなりゆとりある雰囲気でした。
- 観客上限5000人時のハマスタコンコース(7月26日) やはり普段よりは余裕がありました。
こちらが観客上限1万6千人に緩和された後のコンコースです↓↓↓
- 観客上限1万6千人に緩和時のハマスタコンコース。やっぱり密度が一気に濃くなった気がしました。
しかし、一番違うなと感じたのは観客席の密集具合でした。
- 観客上限5000人の頃のハマスタの入り具合(7月26日)
- 観客上限1万6千人に緩和された後のハマスタの入り具合(9月20日)
ウィング席や外野席が解放されたことももちろんですが、内野席も7月26日の頃はだいたい2~3席ずつ間隔があったのが緩和後は1席おきにお客さんが座っている為、かなり密度が濃くなっているのが分かりますね。
これでも収容人数からすると半分なのですが、かなり入っているように見えましたし、球場の熱気も少しずつ戻ってきたような雰囲気がありました。
ちょっとだけ面白かったシーン
この日はベイスターズファンからすると盛り上がるシーンがほとんどない試合だったのですが、試合終盤の8回裏に少しだけ面白いシーンがありました。
ピッチャー伊勢の代打でルーキーの蝦名が登場します。
この蝦名、この日(9月20日)が誕生日だったのです。応援団からの粋な計らいで場内にはバースデーソングが流れていました。
しかし、巨人のピッチャー中川の投げた2球目が蝦名の足に直撃するデッドボールとなります。まだ場内にはバースデーソングが鳴り響いている最中でした。
誕生日に1軍の代打で起用してもらいすごく気合入っていただろうし、しかも場内にまだバースデーソングが鳴り響いている間に当てられるという可哀そうな状況に場内は失笑が起きていました。
- 誕生日に代打で死球を食らうルーキー蝦名
- ファーストのウィーラーに茶化されたのか苦笑いする蝦名(お尻の辺りを押さえている)
この日撮った選手の写真
- きれいな投球フォームの大貫
- 打席に立つバッター大貫
- ぎこちない打撃フォームで当てに行くバッター大貫
- この日はノーヒットに終わった先頭打者・梶谷
- 威圧感のある構えのソト。こうして後ろ姿を見るとソトは足が長くてスタイルが良いというのが分かります。
- ソトの豪快なスイング。
- きわどい球を見極めるオースティン。めっちゃ風格があります。
- 今や球界を代表するバッターに成長した首位打者・佐野
- 首位打者・佐野。残念ながらこの打席は詰まった内野ゴロで凡退。
- 独特な構えのプーさん・宮崎
- 上手いバッティングでセンター前ヒットを放つ宮崎
- 1軍に上がってきたばかりの三上
- サードを守るプーさん・宮崎
- 吉川尚輝
- 管理人シャインと同い年82年組の中島宏之
- こちらも管理人シャインと同い年、数少なくなった82年組の亀井善行。やっぱり同い年の選手は敵といえども少し気になります。
この日はSSツインシートでわりとグランドに近かった為、選手の写真が撮りやすかったです(^^)
試合終了~完封負け
結局、この試合ベイスターズは最後まで見せ場を作ることが出来ませんでした。
0対5と5点差ではありましたが最後9回裏には巨人の守護神デラロサが出てくるという盤石さであっさりと完封負けです。
- 3者凡退に仕留める巨人守護神のデラロサ
- 無残な完封負けのスコアボード
まとめ
両親を誘っての観戦でしたが見事に面白くない試合になってしまいました。楽しみにしていた両親もガッカリしていました。
試合前に新オープンの濱星樓に行けたことがこの日のハイライトだったのではないかと思えるくらいつまらない試合でした。
シーズンの流れ的にも決定的に巨人に引導を渡された節目だったと思います。もし逆にこの試合に勝ってこの3連戦3タテを決めていたらこの後ももう少しマシなシーズンになったような気もします。
そういった意味でもこの日を境にベイスターズに秋風を呼ぶゲームとなってしまいました。
- 意気消沈で帰路に就くベイスターズファンの皆さん