こんにちわ。
球場飯ドットコム管理人のシャインです。今日は人生で初めて両国国技館に大相撲を観戦してきた時の模様をレポートしたいと思います。
令和二年の初場所は幕尻(平幕の最下位)である徳勝龍が優勝するという波乱の結末を迎えました。今回、チケットぴあの先行抽選で当選しこの令和二年初場所の初日のマス席チケットがゲットできたので念願の初大相撲観戦に向かったわけです。
この記事の内容一覧
16時に両国国技館へ到着
この日は15時くらいに国技館へ到着する予定でしたが、前の予定がいろいろと押してしまい国技館に着いたのは16時でかなり遅くなってしまいました。
- 両国国技館の力士のぼり。これを生で見るとテンションが上がります。
- 両国国技館入り口
この日の座席はマス席Cでした。
- 両国国技館のマス席
マス席は1.3m四方の枠の中に座布団が4つ敷いてあって最大4名が座って観戦できます。正直、体格のいい男性が4人座るとかなり窮屈だと思います(‘_’)
私は父と妹の旦那さんの男3人での観戦でしたが、全員が身長170cm前後の小柄だったのでそこまで窮屈さは感じませんでした。
- 私たちの前方には大人4人で掛けている方達もいました
- マス席の中であぐらで座るとこんな感じです
私達の席はマス席Cの中でも後ろから2番目でしたので、ほぼ1階席の最後方の席でした。土俵のすぐ下にある溜まり席やマス席A、マス席Bに比べるとやっぱり土俵までは遠いので臨場感には乏しいと思います。
- 私たちのマス席は東13列の31番でした
- マス席Cから土俵の見え方。やはり少し遠いです。
国技館の中を散策しました
初めての両国国技館でしたので、しばし場内を散策してみました。
- 両国国技館の会場図
- グッズ売り場
- お弁当やビールを売っていた売店。力士の名前が付いたお弁当の種類が豊富です。
- 正面入り口入って突き当りにあるトロフィーの展示
- 2階に上がるとお寿司屋さんがありました。店名は「雷電」。職人さんが握っています。
両国国技館の一角に賑やかな一角があります。
- 相撲案内所。かつては相撲茶屋といわれたところ。
私達の前のマス席に座っていた方達の席にはスタッフさんがお茶や食べ物やお土産等を運んできていました。同じマス席なのに私達にはそのようなサービスはありません。
なぜ彼らにはあのような至れり尽くせりのサービスがあるのか不思議だったので調べると、「相撲案内所」というホームページからマス席を申し込むとお茶屋さんからの給仕サービスやお土産を用意してもらえるということが分かりました。
相撲案内所のホームページはこちらから
この日食べた国技館グルメ
両国国技館名物 やきとり(700円)
- やきとりのパッケージ
- 中身は5本の串が入っていて5本中2本はつくねです。
味 | 60点 |
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ボリューム | 55点 |
また食べたい度 | 50点 |
総合評価 | 50点 |
両国国技館の名物と言われるやきとり。両国国技館の地下に焼鳥工場があって、そこで作られているそうです。甘めのタレがよく染みていて本来の味自体は美味しいのですが、作り置きなので冷めていてその分、体感的にはガッカリ感が多少あります。ただ、ビールのおつまみには相性が良いと思いますし、とりあえず国技館に来た記念に食べておくのが良いと思います。
白鵬弁当(1150円)
- 白鵬弁当のパッケージ
- 白鵬弁当(1150円)
味 | 20点 |
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ボリューム | 20点 |
また食べたい度 | 10点 |
総合評価 | 15点 |
白鵬弁当(1150円)ですが、正直美味しくないです。内容もありきたりなおかずばかりで特筆すべきものがありません。白鵬弁当という名前が付いていますが、何をもって白鵬弁当なのかが分かりません。プロ野球の選手の名前が付いたお弁当はたいていその選手の出身地にちなんだおかずだったり、その選手の好物が盛り込まれていたりするものですが、このお弁当には白鵬の要素を感じることが出来ません。これははっきり言って食べる価値はあまり無いと言わざるを得ませんね。
土俵上の熱線の模様
この日は初場所で幕入り前に優勝力士額の除幕式が行われていました。
初場所は9月場所と11月場所の優勝力士が表彰を受けます。9月場所は我が長野県の英雄・御嶽海が優勝しています。御嶽海の優勝額除幕式を見ることが出来ました。
- 優勝額の除幕式に臨む御嶽海
この日の私の注目はやっぱり郷土の英雄、御嶽海でした。御嶽海は9月場所は優勝しましたが、11月場所は一転して負け越しています。御嶽海は強いのか弱いのか分からないような状態です。
初日のこの日は新進気鋭の朝乃山との対戦です。
- 御嶽海vs朝乃山の立ち合い前
- 御嶽海vs朝乃山の熱戦
御嶽海はかなりの粘りを見せましたが朝乃山の勢いの前に寄り切られ初日を黒星発進です。結局、御嶽海はこの初場所も7勝8敗と負け越して来場所は前頭10枚目あたりまで下がりそうです。2場所前に優勝して大関候補と言われていたのに凄い陥落ぶりです。本当に強いのか弱いのか分からない力士ですね。
また、この日一番熱かったのは横綱鶴竜と遠藤の対戦でした。
- 立ち合い前の横綱鶴竜と遠藤
- 激しい押し合いの大熱戦でしたが…
鶴竜、遠藤ともに激しい押し合いの応酬でしたが、最後鶴竜が引き気味に土俵を割っていくと同時に遠藤も別の方向へ吹っ飛んでいきました。軍配は遠藤でした。
しかし物言いがつきます。
- 物言い協議の結果…
鶴竜の足が先に土俵を割っており遠藤の勝ちでした。確かに映像で見るとわずかに早く鶴竜の足が先に出ていますが、行司のいた場所からは見にくい位置のはず。あの一瞬をよく見ていたなと感心させられました。さすがプロですね。
- 白鵬vs大栄翔。結びの一番の対戦。
結びの一番の白鵬対大栄翔は白鵬が危なげなく勝ってこの日の取り組みは終わりました。
最後に
この日は初めての大相撲でしたが、マス席の熱気や生で見る力士のぶつかり合いの迫力に魅了されました。
マス席は4人で座ると窮屈かもしれませんが2人ないし3人で座るととてもくつろいで観戦できます。
また来年も初場所のチケットをゲットして観に来たいなと思いました。
- 帰り支度をする場内