3月17日にハマスタでのDeNA対ロッテ(オープン戦)を観に行ってきました。
私は待ちきれず、2月と3月にそれぞれハマスタの工事の様子を見に行っていました。
3月3日にハマスタを見に行った時の様子はこちらから
そしていよいよ待ちに待った新生ハマスタのお披露目です。
当日は外野指定席のチケットを持っていましたが、どうしてもウィング席からの眺めも見たかったので、急遽ウィング席のチケットも買って潜入し写真を色々な角度から撮ってきました。
まずはウィング席へ向かう途中に目に入った写真。

ハマスタ完成予想図では外野の周りをぐるっと半周回遊デッキが設置される予定なのですが、その回遊デッキがちょん切れた状態でお目見えしています。
これはとりあえず今年のシーズンオフまでこのまま放置する感じでしょうか。
ちなみに完成予想図はこんな感じ。

いやー。近未来的ですね。
この空中回廊は野球の無い日も解放されるそうですし、現在の市役所方面ともデッキで繋がる計画があるそうです。
夢が広がります。完成が待ち遠しいですね。
ウィングベイサイドエントランス
8ゲート前に白い階段が新設されています。

ウィング席に行く人はまずこの階段を昇っていく形になります。
階段の下のところに係員がいてチケットを見せます。しかし、ここでのチケットチェックは簡易的なもので当日のチケットを持っているかどうかだけのチェックです。

この階段を上ると広いデッキに出ます。
このデッキの奥がウィングベイエントランス(ウィング席の入場口)になります。

ちなみにウィング席以外の内野席(1ゲート・2ゲート・3ゲート)に行く方は下の写真にあるように噴水前に新しく新設されたスロープを上っていくことになります。
このスロープの先にベイサイドエントランスがあります。

なお、下の写真にあるように去年までベイサイドエントランスがあった階段は閉鎖されていました(中華街方面からの歩道橋の導線も閉鎖)

今の入場口は導線が限定されすぎているので、去年までのこの階段のエントランスも活かしたほうがいいのではないかと私個人的には思っています。
このままこの階段が閉鎖されてしまうのはもったいないと思いました。
入場~ウィング席下を通って内野側へ
ウィングベイサイドエントランスを通過すると非常に広々とした空間が広がっていました。
奥の方へと進むと内野席(1ゲート)の方へ抜けられます。

ウィング席の内野側にはエレベーターがありました。

エレベーターを昇ると4階に到着します。
4階からの眺めは足がすくむほど高かったです。

ウィング席コンコース
4階のコンコースは売店があるわけでもなく殺風景な雰囲気でした。

3階に降りると、今度は一転して物凄い人混みの一角がありました。
ベイスターズ球団直営のオリジナルフードが楽しめる「ベイサイドアレイ」です。

3階コンコースにはもう一つフードコートがありました。
「シウマイBAR」

中に入ってみると、ちょっとオシャレな店構えの崎陽軒とキリンのドリンクショップのようでした。

3月3日に見に来た時に気になったせり出したデッキ。
私は喫煙所か何かになるのかな?と思っていましたが…

このデッキは特に何かがあるわけではなく、ただのだだっ広いフリースペースでした。

すごく広いスペースなのに特に何もないフリースペースだったのは意外でした。
しかし、これまでのハマスタは客席もコンコースもとにかく狭くてゴミゴミしていて窮屈な印象が強く、正直場内を歩くだけでも非常に疲れる球場だったのですが、こういう開放感を感じられるスペースが出来たのはとてもいいなと思いました。
いざスタンドへ入場

4階の53通路から入場です。
まずは最上段に上ってみました。

噂には聞いていましたが、めちゃくちゃ高いです。。。
外野の選手はそれほどでもないですが、さすがに打者は豆粒のように見えます。
ただ非常に眺めが良いので、ナイターの時は横浜の街並みや夜景がキレイに見えていいかもしれないと思いました。
野球のプレーも、選手全体の動きを俯瞰してみることが出来るので、ある意味で玄人好みの席ともいえるかもしれません。
次に座席の写真を撮ってきました。
まずは外野寄りの最上段から内野方面を望む写真。

次に最上段から座席を上から写してみました。

席同士の間隔がわりとゆったりしています(ハマスタ従来比ですが)
座席単体の大きさも外野席や従来の内野の座席よりもゆったりしているように見えます。
せっかくなので座席や足元のスペースのサイズを測ってみました。

座面の縦の長さは約34cmでした。
前の座席との間の長さ(足元のスペース)も約34cmです。
ちなみに最も窮屈な外野席の座席も測ってきました。

ハマスタの外野席、めちゃくちゃ狭いです!
今回初めて測ってみて足元の間隔がわずか17cmしかないということに改めて驚きました。
しかも座席が固定式なので、人の出入りの際は非常に困難を極めます。
この外野席と比較してしまうとウィング席がかなりゆったりしていることが分かると思います。
それでは次は座席の横幅を見てみましょう。
まずはウィング席。

次に外野席。

座席の横幅はウィング席が約41cm、外野席が約39cmと実はそれほど差はなかったです。
しかし決定的なのは座席と座席の間の距離でしょう。
ウィング席は隣の席と約6cm離れており、プライベートな距離が保たれているといえます。
しかし外野席はわずか2cmしか離れていません。
これではガタイの良い男性同士ではほぼ間違いなく肩と肩がぶつかるレベルです。
しかし、こんな窮屈な外野席にも実は窮屈さを若干回避できる方法があります。
実はハマスタの外野席は構造上、5段目より下段の席は少し席間の間隔が広くなっています。
外野席に座りたいけど窮屈すぎるのは嫌だ!という方は5段より下の座席を選ぶといいでしょう。

逆にウィング席は下の方に行くにしたがって少し座席間の間隔が狭くなっている感じがしました。

ウィング席の中段の通路です。非常に広くて通行しやすいです。

中段より下の席はなぜか席間の間隔が異常に広かったです。ゆったり見たい人は中段より下の席にするといいかもしれません。

次にウィング席最前列を写してきました。

最前列も足元はゆったりしています。
実際に最前列に座ってグランドを見てみました。

写真を見てもわかる通り、座ると前のフェンスがちょっと邪魔です。
しかし、まったくグランドが見えないわけではないので、慣れかもしれません。
ウィング席の最前列は足元のスペースは非常にゆったりしているので居住性は快適だと思います。
しかしグランドの見え方の面で若干不利があることは頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。

まとめ
待ちに待ったウィング席のお披露目。
さすがDeNAですね。
新生ウィング席は期待に背かない素晴らしい施設でした。
全体的にコンコースも、通路も、座席も非常にゆったり広々としており、今までの「ハマスタ=狭い・窮屈」という概念を緩和してくれる気がします。
特にハマスタは外国人のお客さんも多い球場なので、ウィング席なら体格の良い外国人の人達も快適に観戦できるのではないでしょうか。
また、ベイサイドアレイやシウマイBARは新しいハマスタの食のシンボルになりそうで今後も要チェックですね。
私も今までは外野観戦が多かったのですが、ウィング席も熱狂的なベイスターズファンが多くいそうな感じがしたので、これからはウィング席での観戦も大いに視野に入れて行きたいと思いました。
[…] ウィング席のリポート記事はこちらから […]
[…] こちらの記事でもレポートしたように、ウィング席の3階に、だだっ広いフリースペースがありました。 […]