こんにちわ。
球場飯ドットコム管理人のシャインです。
更新がメチャクチャ久しぶりになってしまいました。新型コロナウィルス騒動でプロ野球もまさかの延期となり3ヶ月遅れでの開幕となりました。しかし無観客での開幕です。
当然、オープン戦から野球観戦もお預け状態が続いています。野球場の現場でフードを食べないと書くことがないこの球場飯ドットコムとしても非常に苦しいこの3ヶ月を過ごしてきました。
正直、書くネタが乏しいのですが今日は今年の2月21日~23日にかけて横浜DeNAベイスターズの春季キャンプを観に、沖縄県の宜野湾市に行ってきた時の様子をレポートしたいと思います。
この記事の内容一覧
ラグナガーデンホテル → アトムホームスタジアム宜野湾
私が沖縄に着いた2月21日は残念ながらベイスターズの1軍キャンプは休日の日でした。
ベイスターズのキャンプ地球場は沖縄県宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾という球場です。「ぎのわん海浜公園」という海岸沿いにある公園内に立地しています。
そしてこの日私が宿泊したのは球場の真横にある「ラグナガーデンホテル」というホテルでした。
- ラグナガーデンホテル
このホテル、球場の真横にあることもあり、ベイスターズの選手・関係者の方達の宿舎でもあるのです。我々ファンも選手が泊っている同じホテルに宿泊が可能なのです。
- 正面玄関のベイスターズ歓迎のぼり
- ホテル内には選手にサインや写真撮影を求めてはいけない旨の注意書きがありました。
ホテルへチェックインした後、球場へ向かいました。
ホテルから球場までは目の前なので徒歩1分です。
- アトムホームスタジアム宜野湾。この写真はセンタースコアボード裏です。
2月21日。1軍は練習休日。2軍は練習試合その後居残り練習。
この日は1軍の練習は休日でしたが、2軍は中日と練習試合を行っていたようでした。
私は夕方の4時頃球場に着いたので、その時はすでに試合は終わっていて、数人の選手が居残りで守備練習をしているところでした。
- 2軍の練習試合後、居残りで守備練習をする選手達
- ノックを打つ柳田殖生コーチ
この日は17時頃全体練習が終わりました。
- 外野席の入口付近にこの日の練習メニューが貼ってありました。
2月22日。DeNA 対 楽天のオープン戦を観戦。
翌日、2月22日は楽天さんとのオープン戦でした。
11時頃に球場の周囲を歩くとすでに入場列は長蛇の列です。
- 沖縄でのオープン戦にも関わらず入場列は長蛇の列。ベイスターズ人気を物語っています。
- 当日券でネット裏自由席のチケットを購入。3500円也(結構高い…)
- アトムホームスタジアムのバックネット裏入場口付近
- この日は「マルハニチロゲーム」としてスポンサーが付いていて、マルハニチロからソーセージの入場口で配られていました。「マルハニチロ」は言わずもがな、DeNAベイスターズの前前身「大洋ホエールズ」の親会社です
アトムホームスタジアム宜野湾
入場列が長蛇の列で、ゲートも1箇所の為、かなり入場に時間がかかりました。
入場券のもぎりも地元の少年野球の子たちがやっており、かなりのどかな雰囲気がしましたね。
- 階段を登ると…
- 楽天の打撃練習中でした
球場内に入場すると楽天の選手の打撃練習中でした。
なんとなく沖縄の雰囲気も手伝ってかシーズン中とは違い特有の緩い雰囲気が漂っています。
私はバックネット裏の席に陣取りましたが、このアトムホームスタジアム宜野湾はバックネット裏席もベンチシートです。
そして内野席の半分は芝生席になっています。
- アトムホームスタジアム宜野湾のバックネット裏エリア
- 内野席の半分は芝生席になっています。
- 1塁側スタンド
収容人数は1万人も入らなそうな印象を持ちました。正直、結構老朽化も進んでいる印象です。
日ハムがキャンプを行っている名護の球場や、広島のコザ信金スタジアム等は近年建て替えられて非常にキレイになっているだけに、このアトムホームスタジアム宜野湾も出来ればもう少し整備されてもいいのではないかな、という印象を持ちました。
試合前の光景
- キャッチボールを始めるベイスターズナイン
- 楽天・三木監督
- 円陣は普通ベンチ近辺で組むことが多いのですがなぜかこの日のベイスターズは1塁ベース近辺の微妙な位置で円陣を組んでいましたww
- キャッチボールをする楽天ナイン
- もちろんスターマンも沖縄まで駆けつけていました。
- 楽天のシートノック
- 両監督によるメンバー表の交換
アトムホームスタジアム宜野湾のフード・ドリンク
アトムホームスタジアム宜野湾の売店は、球場の外野席入口付近にテントによるフード販売が1箇所、そして球場外のライトスタンド後方あたりにもテントの売店が1店ありました。
- アトムホームスタジアム宜野湾の周辺図
球場内には2箇所売店がありました。
1つはドリンクがメインのお店。
- ドリンクメインの売店
- 沖縄でもちゃんとベイスターズエールを販売するDeNAの営業努力には感服です
- 沖縄で飲むベイスターズエールスプリング(800円)
- ニッカハイボール(500円)
- エビ串(600円)。味付けはガーリック味で結構美味しかったけれど、このボリュームで600円はちょっとボッタクリ感を感じます…
もう一つのショップはフードがメインのお店でした。
スタッフは地元の高校生らしき若い子たちが運営しています。
- フードがメインのお店
- 肉巻きおにぎり(800円)。高すぎw 甘めの味付けをした豚肉をおこわ風ご飯に巻いた串。甘めのお肉は美味しかったが中のご飯が柔らかくて好みの食感ではなかった。
地元の高校生と思われる子たちが売り子として駆り出されていて、フード類を立ち売りしていました。
- 売り子さんから買った焼鳥(5本入り)。値段は忘れました。味は可もなく不可もなく。ビールのアテにはいい感じでした。
- 売り子さんから買った焼鳥
- 売り子さんから買ったイカ焼き。値段は忘れました。焼き加減がいい感じでまぁまぁ美味しかったです。
正直、フードの種類や質はあまり高くなかったです。
まぁ、地方球場なので仕方ないことですが…
でもビールはベイスターズエールを売っているくらいだから、ハマスタで食べられるベイ餃子とかベイスターズドッグのような人気フードをここ沖縄でも売ればいいのにな、と思いました。
普段ハマスタに来られない沖縄の方にも楽しんでいただけると思いますし来年は是非そうしていただきたいです。
試合が始まりました
この日の先発はベイスターズが櫻井、楽天が松井裕樹でした。
- ベイスターズ先発の櫻井
- 楽天先発の松井裕樹
この日は両先発とも制球が定まらず、コントロールがバラバラでした。いい球がほとんど無いといった有り様です。
櫻井はまだ球速が140キロ台中盤が出ていましたが、松井裕樹はストレートの球速もほとんど130キロ台が多く150キロを連発するシーズン中の姿からは程遠かったです。
序盤から両先発の乱調で点の取り合いになり、櫻井は4回途中3失点、松井裕樹は3回途中6失点でした。
- バッター乙坂
- ベイスターズファンがたくさん詰め掛けていました
この日はキャンプ中の練習試合ですでに豪打で沸かせていたオースティンを見たいなーと思っていたのですが、欠場していました。非常に残念でした。
ベイスターズの打線は非常に活発で、大和が特大ホームランを放ったり、宮崎がマルチヒット、ロペスが猛打賞、期待の若手楠本が右中間の深いところに一発をぶち込む等、見どころが多くてとても楽しかったです。
ベイスターズのキャンプ地、宜野湾でしたので8割くらいはベイスターズファンで埋まりました。沖縄でも得点のたびに沸き起こる熱き星たちよの大合唱に、ハマスタと同じような熱気を感じ感動しました。
- ベイスターズファンがたくさん詰め掛けたスタンド
結局、試合は9対5でベイスターズの勝利に終わりました!
- 試合終了後、整列しファンに挨拶をするベイスターズの選手達
- 試合後、ベンチでミーティングをするベイスターズ
- 試合後にベンチでミーティングをする楽天
試合後~球場周辺を散策
- 勝利の二次会をするベイスターズ応援団星覇会
- 球場の外で佇んでいたらベイスターズの選手達が普通にファンと一緒に歩いて帰ってきました(写真の選手はベイスターズのピッチャー進藤拓也←この日は1回3安打2失点と乱調でした)
ベイスターズの選手は宿舎が球場の横なので普通に歩いて帰ります。宮崎が突然自転車で横をすり抜けていったりしたので、自転車の選手もいますが。
砂田がファンの女性に囲まれてプレゼントを手渡されたり、倉本が報道陣と話しをしながら歩いて来たり選手の素の部分が間近で見られたのが新鮮でした。
- 球場の真横は砂浜になっているのですが、そこの植え込みに本州ではまずお目にかかれない看板が…
球場の横に今年竣工したばかりの室内練習場がありました。
総工費18億円とのことです。
昨年までの室内練習場はかなり老朽化していたそうで、待ちに待った待望の施設だったようです。
周囲の壁はガラス張りになっていて外から中の練習が見えます。
- 球場の横に今年完成した室内練習場。かなり大きいです。ガラス張りになっているので外から選手が練習しているのが見えます。
- 室内練習場の正面玄関前に選手の出待ちをしているファンがいました
- 室内練習場の建物の一部にグッズショップ『BAY STORE GINOWAN』があります
- 室内練習場の前にあるクレープ屋「パーラーハッピータイム」。ベイスターズの選手がよくここでクレープを買っているようです。
まとめ
初めてのキャンプ地訪問でしたが、沖縄の開放的な雰囲気もあって普段の公式戦とは違うのびのびとした選手の表情をたくさん見ることが出来ました。
宜野湾の球場は本当に海の隣にあります。雰囲気が非常に良かったです。
- ラグナガーデンホテルから球場を臨む。海の真横に球場が建っているのが分かると思います。
まさにリゾート!トロピカル!
選手にとっては遊びに来ているわけではないのでリゾートな気分にはなれないのでしょうが、キャンプ見学に訪れる我々ファンにとっては、大好きなチームの普段見れない練習や選手の試合以外の表情も見れて、さらにリゾート気分も味わえる。キャンプ見学はハマりますね。
ぜひ来年も時間が作れれば行きたいと思います。
